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三島市と「三島暦」

静岡県三島市は、門前町として栄えただけでなく、東西に東海道、南北に甲州道と下田街道が交差する宿場町として、東西の様々な文化が交流し、花咲いた場所ともいえます。
その三島市の文化を語る上で欠かせないのが「三島暦」です。
「三島暦」は、明治6年(1873年)に現在の太陽暦(新暦)に改定されるに一般に使用されていた太陰太陽暦(旧暦)の一種です。静岡県三島市の三嶋大社の社家である、暦師の河合家で代々発行され、鎌倉時代には幕府の後押しで関東に広まることとなりました。
その後は、西の京暦、東の三島暦と並び称され、江戸後期まで関東・東海地方で広く使われるようになりました。というのも、漢字ではなく仮名文字で書かれていたので、女性や子供にもわかりやすく、容易に日常生活に溶け込むことができたのです。木版刷りの質がよく、美しいかな文字で書かれていた三島暦は、東海道を旅する旅人の土産として、買い求められ、全国に広がったともいわれています。
暦は、日常の暮らしに欠かせないもの。その文化を生んだ三島宿は情報発信基地として、大きな役割を果たしていたのです。
このような文化と歴史の息づく町、三島市は、新幹線などの交通の利便性が人気を呼び、
不動産価値があがりつつあります。宅地造成も進み、市政あげての環境を重視した町作りがされています。水に親しみ、歴史と文化に触れることができる三島市。こんな町に住むのもいいですね。

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